パロマ給湯器の使用中に表示される数字は、給湯器のエラーを示すエラーコードのため無視してはいけません。
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エラーコードの数字や内容はメーカーによって違いがあります。この記事ではパロマ給湯器に特化したエラーコードの内容と対処方法を紹介していきます。
正しく対処してもエラーコードが消えない場合は、給湯器の寿命の可能性があり交換が必要です。給湯器交換には、本体価格が最大80%オフになるキンライサーがおすすめです。
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給湯器のエラーは交換の合図かも!
給湯器のリモコンにエラーコードが表示された場合、給湯器に不具合が起こっています。エラーコードは修理で解除できますが、エラーコードが何度も表示される場合は給湯器の寿命の可能性が高いです。
給湯器の寿命が近づくと何度も修理を繰り返す必要があり、早い段階で新しい給湯器に交換する方が費用を抑えることができます。
給湯器の交換は、給湯器交換業者に依頼するのがおすすめです。特にキンライサーは工事と商品にダブルの無料保証が付いてくるため、工事後に万が一何があっても安心です。
パロマ給湯器のエラーコード一覧
パロマの給湯器には、エラーコードが69種類あります。それぞれの数字と内容は以下のとおりです。
エラーコード | 内容 |
011 | 給湯燃焼タイムオーバー |
012 | ふろ燃焼タイムオーバー |
032 | 自動注湯積算流量オーバー |
043 | 暖房水不足 |
101 | 給湯残火検出 (給湯自己診断燃焼異常警告) |
102 | ふろ残火検出 (給湯自己診断燃焼異常警告) |
103 | 風呂・暖房ファン送風量低下(警告) |
111 | 給湯側点火不良 |
112 | ふろ側点火不良 |
113 | 暖房側点火不良 |
121 | 給湯立ち消え安全装置作動 |
122 | 風呂立ち消え安全装置作動 |
123 | 暖房側立ち消え安全装置作動 |
140 | 過熱防止装置作動 <ハイリミットスイッチ作動> |
141 | 給湯空焚き過熱防止装置作動 |
142 | 風呂空焚き過熱防止装置作動 |
151 | 給湯ハイカット異常 |
152 | 風呂ハイカット異常 |
161 | 給湯出湯温度異常 |
173 | 暖房回路漏水検知 |
200 | 給湯残火安全装置作動 空焚き安全装置作動 |
208 | 過熱防止装置回路断線 |
252 | ふろ水流スイッチON状態 |
263 | 水位スイッチ不良 |
290 | ドレン検知作動 |
311 | 給湯入水サーミスター異常 |
312 | 風呂戻り(入水)サーミスタ断線 |
313 | 暖房高温サーミスタ異常 |
321 | 給湯出湯サーミスター異常 |
322 | 風呂温戻りサーミスター異常 |
323 | 暖房低温サーミスタ異常 |
331 | 給湯出湯サーミスタ断線 |
341 | 外気温サーミスタ断線 |
351 | 給湯サーミスタ異常 |
412 | 湯張り流量検出異常 |
432 | 水位センサ異常 |
510 | 元ガス電磁弁異常 |
511 | 給湯ガス電磁弁異常 |
512 | ふろガス電磁弁異常 |
521 | 給湯ガス比例弁異常 |
522 | 風呂ガス比例弁異常 |
542 | 三方弁異常 |
572 | ポンプ切替弁モータ異常 |
573 | 出湯切替弁異常 |
610 | 燃焼用ファン異常 |
611 | 給湯燃焼ファン異常 |
612 | ふろ燃焼ファン異常 |
613 | 暖房燃焼ファン異常 |
632 | ふろ水流スイッチ異常 |
640 | ドレンアップポンプ異常 |
651 | 水量調整弁全開位置検出不良 |
711 | 給湯ガス電磁弁回路異常 |
712 | 風呂ガス電磁弁回路異常 |
721 | 給湯炎検出回路異常 |
722 | 風呂炎検出回路異常 |
723 | 風呂・暖房炎検出回路異常 |
740 | リモコン故障 |
750 | 風呂リモコン故障 |
760 | リモコン伝送異常 |
790 | ファン電圧検出異常 |
801 | 給湯ガス電磁弁遮断時炎検出有り |
802 | 風呂ガス電磁弁遮断時炎検出有り |
811 | 給湯燃焼時非燃焼部炎検出有り |
820 | ガス種別制御データ異常 |
90* | 給排気閉塞異常 |
920 | 中和剤減少報知 |
930 | 中和剤交換時期報知 |
991 | 給湯機能停止 |
992 | 風呂機能停止 |
よくおきるエラーコードと直し方
69種類のエラーのうち、起こりやすいエラーコードは以下の8種類です。
- エラーコード 111
- エラーコード 11
- エラーコード 140
- エラーコード 632
- エラーコード 032
- エラーコード 121
- エラーコード 290
- エラーコード 88
それぞれの内容と対処法を見ていきましょう。
エラーコード 111
給湯器の点火不良を意味するエラーコード111は、ガスの供給不足・排気不良が原因で起こるエラーです。パロマ給湯器だけでなく、すべてのメーカーで統一されています。
このエラーコードが起こった場合は、ガスが問題なく供給されているかを確認しましょう。ガスの元栓が開いているか、ガスメーターに異常が起きていないかを確認し、問題がなければ故障の可能性があります。
エラーコード 11
エラーコード11は、給湯器の燃焼時間が長すぎる場合に表示されるエラーです。パロマ給湯器は、給湯器の燃焼時間が60分を過ぎるとこのエラーが表示され、給湯器が自動的に停止します。
このエラーは基本的に修理が不要で、お湯を止めてリモコンの電源を付け直したら解除されます。それでも直らない場合は、ガスの供給に問題ないかを確認しましょう。
エラーコード 140
エラーコード140は、過熱防火装置が作動したことを表すコードです。過熱防火装置とは、給湯温度を調整するための部品です。この部品が作動するということは、給湯器内部の故障や回路異常が考えられます。
エラーコード140は、経年劣化が原因で起こるケースがほとんどです。そのため、給湯器の修理をするよりも給湯器本体を新しいものに交換することをおすすめします。
エラーコード 632
エラーコード632は、ふろ水流スイッチが異常をきたしている場合に表示されるエラーです。
ふろ水流スイッチとは、給湯器内部にある部品で普段は追い焚き時のみオンになります。しかし、追い焚き時でもオンにならない場合、このエラーが表示されます。
パロマ給湯器でこのエラーが表示されたら、浴槽内のお湯の量と循環アダプタの汚れを確認しましょう。
エラーコード 032
自動で注がれるお湯の量がオーバーした場合、エラーコード032が表示されます。このエラーは、お湯の栓を閉め忘れているときに表示されることがほとんどです。
給湯や追い焚きをストップさせて栓を閉めたあとリモコンをリセットすることで、エラーは改善されます。それでもエラーが表示される場合は、給湯器本体や浴槽が目詰まりしている可能性が高いです。
エラーコード 121
エラーコード121は、給湯立ち消え安全装置が作動した際に表示されます。点火はするものの、強い雨風やガスメーターの遮断などの理由で火が消えてしまうことが主な原因です。
自然現象で起こるケースもあるため、修理をしなくてもエラー表示が直る可能性もあります。ガスの供給停止や給排気口の遮断でもエラーの原因になるので、給湯器周りを確認しましょう。
エラーコード 290
給湯器内にドレン水が確認された際に表示されるのが、エラーコード290です。ドレン水とは、排熱の際に発生する排水のことです。通常であれば給湯器内部の部品が中和しますが、それに問題が起こるとエラーとなります。
エラーコード290を直すには、排水栓を開けてドレン水を排水する必要があります。ドレンホースが凍結している場合もこのエラーが表示されるため、その場合は自然解凍を待ちましょう。
エラーコード 88
エラーコード88は、給湯器の点検時期が近づいたときに表示されるエラーコードです。一般的に、このエラーコードは給湯器の寿命とされる購入10年前後で表示されることが多いです。
エラーコード88は、パロマの点検を受けることで解消されます。しかし、給湯器の寿命が近づいたら、修理ではなく給湯器本体の交換がおすすめです。給湯器交換は、97%の顧客満足度を誇るキンライサーに相談しましょう。
パロマ給湯器エラーコードの解除方法は?
パロマ給湯器のエラーコードが表示された場合、上記で紹介した対処法を行う前にまずは2つの行動を試してみましょう。
- リモコンをリセットする
- 給湯器本体の電源を抜き差しする
パロマ給湯器のリモコンをリセットするには、本体の電源を切ったあとにリモコンの電源を切りましょう。再び電源をつけてエラーが出たときと同じ操作を試し、エラーが出なければ解除完了です。
それでもエラーコードが解除されなければ、給湯器の電源を抜き差しします。ただし、以下の状況で給湯器のコンセントを触ると、事故が起こる恐れがあるので十分注意しましょう。
給湯器の電源を抜き差ししてはいけない状況
- ガスの臭いがする:引火の恐れがある
- 雨が降っている:感電の恐れがある
上記を試してもエラーコードが表示されれば、給湯器が故障している可能性が高いです。修理もできますが、特に購入から10年経過している給湯器は、修理よりも交換の方が費用が安く済むかもしれません。
給湯器交換を検討している場合は、給湯器交換業者のキンライサーに相談しましょう。給湯器本体が最大80%OFFで商品&工事にダブルの無料保証がついているため、通常の金額よりもお得に交換できます。
給湯器の相談はメーカーより給湯器業者が安い!
給湯器の修理や交換の故障は、主に以下の4つに依頼ができます。
- 給湯器専門業者
- 給湯器メーカー
- ホームセンター
- 家電量販店
この中で一番お勧めなのは、給湯器専門業者です。給湯器専門業者の魅力は本体の割引があることや、保証内容が充実していることです。工事を行うのは資格を持ったプロなので、安心して給湯器の交換を任せることができます。
給湯器専門業者の中でも、特におすすめなのがキンライサーです。給湯器本体の割引率や保証内容の手厚さなど、多くの点において他の給湯器専門業者よりも優れています。
パロマ給湯器エラーコードまとめ
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パロマ給湯器に表示される数字はエラーコードであり、給湯器やリモコンの不具合を示しています。エラーが表示された場合は、まずは以下の2つの対処法を行いましょう。
- リモコンをリセットする
- 給湯器本体の電源を抜き差しする
それでもエラーコードが解消されない場合は、それぞれのエラー内容ごとの対処法を行います。ただし、購入から約10年の給湯器にエラーが起こると、早い段階で新しい給湯器への交換がおすすめです。
パロマ給湯器の交換をどこの業者に依頼するか迷ったら、97%の顧客満足度を誇るキンライサーに相談しましょう。他の業者よりも費用を抑えて給湯器交換を依頼できます。
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